「ていしょく」にもいろいろな漢字があって間違えそうですが、今回は「定植」の話です。
駐車場奥の山際の法面にヒメアジサイの苗木を定植しました。その数26株。これから雨が続くようなので今が植え時と思って。終わってから気づいたのですが、写真のようにちょっと混みすぎてしまったようです。いずれ大株になることを予想してもう少し離れて植えればよかったかも。今の時世で例えればソーシャルディスタンスをとるということですね。定植は穴を掘って埋めるだけなのですが、法面ということで土がポロポロ崩れてくるのでちょっと手こずりました。
今回の苗は、去年挿し芽で増やしたものです。もう一年待って大株にしてから植えれば良かったのでしょうが、待ちきれなくなってしまって・・・。
7月のボランティア活動では、平らな面に植えてもらおうと思っています。
今日のあじさいは「城ケ崎」。先代寺族(つまり私の母)が植えたと思われ、かなり前から山内にあるものです。名前がわからなかったのですが、土蔵の前に植えてありましたので勝手に「蔵前」と名付けて挿し芽でかなり増やし、あちこちに定植してあります。ある時雑誌を見ていて城ケ崎という本名に出会ったという次第です。地によってかなり色が左右される品種です。写真はピンクのいい色ですが、普通の土では紫がかって今一つパッとしません。酸性土を強くしてやればきれいなブルーにもなると思います。
夕べから今朝にかけて強い雨が降ったようで、手毬咲きの頭が重たい品種は、だらんと下に垂れ下がったり、枝が折れ曲がったりしていました。影響の大きかったものは万華鏡とアナベルです。どちらも頭が大きいのに茎が細いのです。紐を回して頭を持ち上げてやりましたが、アナベルの数本は折れていて回復は難しそうです。