和尚のミニ法話

2020/02/20

守り本尊

「文殊菩薩を拝観できますか。」とか「ここのお寺に普賢菩薩があると聞いてきたのですが。」とお尋ねの方が、年が明けてからときどきございます。
「私は巳年生まれなので、守り本尊が普賢菩薩だときいて、お参りに来ました。」
「卯年の守り本尊の文殊菩薩から、守っていただこうと思って。最近いいことがないもんですから。」
一様にこのようなことをおっしゃいます。話しにくそうな方もおられるので、詳しくは聞かずに本堂に上がっていただいて、じっくりと拝んでいただきます。
当寺の本尊様は釈迦如来でありますが、その脇侍仏として文殊菩薩と普賢菩薩が並立しておられます。
脇侍仏については、「ざっくりと言いますと、水戸黄門における助さん格さんのようなものです。」と説明しています。何となく雰囲気でわかっていただけます。
文殊菩薩は卯年生まれの方、3月生まれの方の守り本尊。普賢菩薩は辰年と巳年生まれの方、4月生まれの方の守り本尊だそうです。
お参りされたい方はどうぞおいでください。私が居りましたら少し説明もさせていただきます。(当寺は拝観料はいただいておりません)