和尚のミニ法話

「2021年03月」の記事

2021/03/30

雪消えで判明、あじさいの被害

写真は3月初旬の様子です。
今年の大雪であじさいが倒れ、折れています。雪消えで被害の実態が明らかになってきました。背の高い古株は横になって寝てしまっていますし、定植後数年の若枝は写真のように枝がボキボキと折れています。特に永代供養墓の前が被害が大きいです。得てして折れている枝の先には花芽がついているものですから、残念ながら今年は花の数が少ないかもしれません。雪対策として株全体を縄で巻いて縛っておいたのですが、今冬のような大雪ではこれだけでは不足のようで、支柱をさして縛らなければならないようです。株の数が多いので支柱まで手が回りませんでした。
倒れて曲がった枝は、しばらくすると元に戻ってきます。あじさいの底力です。今はかなりの株がまっすぐになってきていますし、雪に耐えた花芽も葉芽も大きくなってきています。このところ暖かい日が続いていますので、あじさいの成長も少し早いかもです。

2021/03/07

是を精進と名づく

3月5日、ようやく本堂前が開通しました。屋根雪が山のようになっていましたが、雪を崩して通れるようにしました。
スコップで崩してスノーダンプでせっせと運び捨てました。何日かかったのか、根気のいる作業でしたが何とか完了しました。写真のように雪の山は私の背丈以上あります。これでようやく本堂から入っていただくことができます。彼岸前に通れるようになって良かったです。

『汝等比丘、若し勤めて精進すれば則ち事として難き者なし。是の故に汝等当に勤めて精進すべし。譬えば少水の常に流れて則ち能く石を穿つが如し。』(仏遺教経) まあここで大げさではないけれど少しは精進したかな。

2021/03/03

リモート会議

先日、宗務所の梅花流御詠歌関係の会議がリモートでありました。家内は梅花プロジェクトの委員なので、家内が自宅で参加した次第です。リモート会議は初めての体験なのでどんなものなのかと思っていましたがスムーズにできたようで「これはこれでいいもんだ」という評でした。
コロナが言われ始めた昨年の早い頃、リモートで法事や仏事を行う寺のニュースがTVでありました。(今はもう当たり前のようになってきているのでしょうね。)私の寺でも試みてみるかとも思いましたが、ネット関係に弱点のある身としてはなかなか重い腰が上げれませんでした。昨年来、コロナ禍で来山できない方には私だけで読経・墓供養を勤めて、その様子の写真をお届けすることで法事とさせていただくという提案をしてきました。遠方の方からは何件かお申込みいただきました。これはこれで一つのやり方だと思います。オンラインでダイレクトにというお申し込みがあれば、重い腰を上げて何とかしたいとは思いますが・・・。

2021/03/01

まだまだ寒いので、薪ストーブ活躍中

3月になりました。光の加減か春めいてきました。厳冬期を脱して、私ももう少し活動的になろうかな。
本堂や墓地周辺はまだまだ雪に覆われていますが、掘り出したあじさいにはちゃんと芽がついていて大きくなりつつあります。
家内はあじさい(鉢植え、地植えともに)の古枝処理等の選定作業に精を出しています。私はせっせと雪消し作業と薪集めです。
(庫裏ではなく)自宅には薪ストーブが活躍中です。これ1台で家中ポカポカ。早目に咲かせたいあじさいの鉢植えを家に持ち込んでいます。
ちょっとした温室に入れているようなもので。早咲き品種の「春風のマーチ」はもうつぼみが大きくなってきています。楽しみ楽しみ。
写真のように、我が家の薪ストーブは国産の鋼板製です。欧米のものに比べると見た目は武骨ですが性能と暖房効果は抜群。薪も木を選ばずスギでもマツでも何でも燃やせます。何よりもすごいのは、点火後あっという間に高温になることです。オススメです。(メーカーは五泉市のスズキ研工さんです)

当地の涅槃会は月遅れの3月15日ですので、今日から涅槃図を掛けて遺教経を読誦しています。